
WWDC Extended 2020に参加しました & WWDCの感想

昨年に引き続き、WWDC Extended 2020に運営として参加しました!
Yahoo! JAPAN LODGE noteの記事
今年は新型コロナウイルスの影響もあり、clusterというバーチャルSNSを用いて、こんな感じでの開催となりました。
オープンコラボレーションスペース(コワーキングスペースの、よりオープン版みたいなもの)LODGEのバーチャルスペースがあり、それを使っています。

アバターも事前にREALITYを用いておめかし万端!でしたが、、
残念なことにLTの後半あたりでPCが落ち、その後clusterに復帰できなくなってしまいました……(cluster特有のキャッシュの不具合だったよう)。
運営としての雑務もほぼできず、ご迷惑をおかけしてしまいました。。
ただ、私自身VRイベント初参加で、WWDCのわくわくもあいまってとても楽しめました!
WWDCの内容について
今年の発表は盛りだくさんで、矢継ぎ早にテンポよく動画が流れていくため、ついていくのに必死でした……!
デザイナーとしては、新mac OSのBig Surが一番気になりました。
2018年にはmacとiOSはマージしないよ〜と言っていたところを、翻す方針です。笑
なんでも画一化されていくものですよね。
Big Surでは、ちょっと立体感や奥行きも重視するようなインターフェイスとアイコンたちが並びます。
ニューモーフィズムという言葉もありつつも、UIデザイン史は繰り返す、、というような向きも感じますし、そういったコメントもちらほらありますが、私個人はスキューモーフィズムに戻ることってもうないと思います。(部分的に似てくることはあったとしても)
強めのグラデーション、陰影、テクスチャなどは、審美性の観点でも、機能的の観点でも不要だし、今後は戻ってくることはないだろうなあと感じます。
(OS Xの初期のデザインのようなものが作られることはないかと)
スキューモーフィズムは人間が画面上のインターフェイスに慣れるまでの、過渡期の傾向だったわけで。
画面上のインターフェイスに対する慣れが出て、デジタルネイティブ世代ばかりになった今、過剰な表現は逆に認知資源(人間がものごとを認識するために使う、限られたリソースのこと)を奪うんだろうなという直感があります。
※研究していないので、真偽はわかりませんが。
また、地味におっ、いいなあと思ったのはiOSのUIDatePicker(日付選択のインターフェイス)のデザイン変更です。
こちらの記事がわかりやすいです:iOS 14で変わるピッカーと、新しく登場したカラーピッカー
個人的な意見ですが、私自身は、iOSを触り始めた高校生のときからアンチDatePickerだったんですよね……。
日付や言語など選択肢が多すぎるものについては、絶対にPickerよりTableViewあたりを使ったほうがいいでしょ!と思う人間でした。
(大量の選択肢を、あんな小さい領域でちまちまスクロールしなきゃいけないのは苦痛でしかない……!)
個人的にはそのこともあって、アラームアプリの開発時は「時間は直接入力・日付はカレンダーのUIから選択」という形にしていました。
Pickerそのものは、少しスタイルのアップデートも入っていてとくになくなるわけではなさそうですが、2・3択ぐらいの選択肢が少ないものであれば、スクロールでかんたんに選びやすいUIだよな〜と思っています。
その他今の仕事に関わりそうな情報なども多くあり、昨年よりいっそうわくわくしながら聞くことができました。
新OSの公開が楽しみです!
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