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英語へっぽこだった私が、TOEICスコアを最短2ヶ月で100点上げた話

C-Notes.

英語へっぽこだった私が、TOEICスコアを最短2ヶ月で100点上げた話

2020.03.17 (Tue) 0

こんにちは!
今回は英語がさっぱりでTOEICスコアも平均以下だった私が、約1年かけて200点ほどアップし、平均以上の点数にのった話をしたいと思います。
(追記:その後、さらに半年かけてトータル+380点伸びました!)

はじめの100点はTOEICに特化した学習なしで7ヶ月、残りの100点はTOEIC用の学習で2ヶ月で上げることができました。
少しでも英語さっぱりな人の希望になれば……!!

※ 細かくスコアを書きたいのですが、会社の補助でTOEIC IPテストを無料で受験しています。
会社の規定によりスコアが開示できないため、スコアはざっくりの記載とさせてください。
途中、模試のスコアは載せています!

私の英語歴

英語を勉強しようと思うまでの英語歴はこんな感じでした。

  • 中学後半の英語の授業はほとんど受けていない (事情があり)
  • センター受験経験なし (大学は推薦入試)
  • 教養として大学入学前に Duo Select をゆるくやった (達成レベル、TOEIC 550点とありますが達してなかったです)

なので、とくに文法に関しては本当にさっぱり〜です。。

これを踏まえて、はじめに……
私はアンチTOEIC人間でした。笑

TOEICに対してはなんだか 勉強するもの というイメージがめちゃくちゃ強くて、いわゆる TOEICの点数はとれるのに全然話せない 人になるより、TOEICはよくわからんけど、話せちゃう 人になるほうが絶対にかっこいい〜!!と思っていました。

英語自体は嫌いではなく、むしろ好きなほうでしたが、自主的な英語学習にはほとんどモチベーションを感じませんでした。
たぶん理由は大きく2つ。

1. 自分がデジタルっ子で、英語に困ったことがなかった

PCも電子辞書も持ってたので、基本自分で訳さなくて済んだんですよね。
私が小学生のころにはもうエキサイト翻訳があったし、ネットや電子辞書で単語の意味を調べればすぐ出てきました。

大学でもそこそこの英語の論文を読んだりしましたが、辞書を使って単語の意味書いてスラッシュリーディングでなんとかなったし、だいたい困らなかったんです。

日本語がしゃべれない外国人と話したこともまったくといっていいほどないので、英語でコミュニケーションしたい!みたいなモチベーションも生じませんでした。
まあとにかく、勉強する必要がなかったんです。

2. 家族が英語できる

兄がめちゃくちゃ英語ができる人でした。TOEIC満点というもはやオタクレベルです。
※オタクと一概に言ってしまうと満点の方々に怒られそうですが、満点は並々ならぬ努力もしくは愛がないと成し得ないものだと思っています。

困ったら兄を頼ればいい。まああとはだいたい、辞書を引きながらなんとなくニュアンスがつかめるくらいの力があればいい。と。

せっかく身内に得意な人がいるしな〜と、実は何度か兄に英語を教わろうとしていたんですが、ものすごい感覚的な説明をしてくるので頼りにならず。(まあ子供だったし、仕方ないと思います)
身内が英語ができて、かつその人の説明がそんなにうまくないとなると、教わろうとするのはあきらめて、ただただ頼ってしまうんですよね。

はじめてTOEICを受けたきっかけ

そんな感じで、大学4年間はTOEIC受験無料でしたが頑なに受験を拒み、でもまあ困ったことはないから英語はそこそこできてはいるんだろう!という、謎の勘違いをしていました。

今の会社にはいったときに、新卒は全員TOEIC IPテスト受験必須!とあり、
ついにこのときが来てしまったか……と。

受験してみたら、時間が足りない足りない!ひえ〜!
Part7は半分も解けていなかったです。

そこで返ってきた点数は 平均を100〜200点も下回るもの

ぶっちゃけ今まで生きてて、点数が出るもので結果が悪かったことはあまりなく
ややショックでしたが、もっとひどい点数の話も聞いたことがあったので、まぁこんなもんかと思っていました。

アンチTOEICの気持ちも変わってなくて、
TOEICの点数だけじゃ英語コミュニケーション能力は測れないし!
最悪ボディーランゲージでいけるじゃん!人間同士でしょ!

というまた謎の自信が自分のなかにありました。笑

そんな私が自主的英語学習に興味を持ったきっかけ

まず、私は25歳になるまで一度も海外にいったことがありませんでした。
クラシック音楽とか洋モノの趣味が多いので、ものすごく意外だと言われるんですが……。

家族で海外旅行もしたことないし、留学費用はほとんど兄につぎこまれました。
(私自身もそんなに強く留学したいという気持ちもなかった)

機会があり25歳のときにはじめてヨーロッパ (ドイツ、フランス)に行って、
最悪ボディーランゲージでいけるじゃん!人間同士でしょ!
という謎の自信が見事に打ち砕かれました

はじめてドイツの空港について、乗継便で荷物検査を受けたときに係員さんがなにか言っていたんです。私にはとても早口に聞こえました。

わたしはなにかわからず、「ん??」とめっちゃ日本語で返しながら係員さんを見つめ直しました。
(話せない人だということもこれで伝わっていた気がします。
今思うと What? くらい言えんのかって感じですが)

係員さんはもう一度同じことを言ってくれました。
超無表情で……!同じスピードで、言葉も区切らず、たぶんまったく同じこと言ってる。。
言い回し変えるとかしてくれない、、、

なんだかショックでした……。
とはいえ、もちろん合理的なことです。ドイツ語じゃなく 英語 ですもん。
世界共通語だもんね、理解できて当然と思うはずです。
でも空港の人って、こういう英語苦手な人慣れてるんじゃないかな?と、淡い期待をしていました。

国際線初だし、荷物検査のとき聞かれる典型的な会話パターンも全然知らず (予習してれば違ったかもしれないですが、なにもしてませんでした)、リピートしてもらったけども なにを聞かれているのかわからず、
あちらも なんでわからないの? といわんばかりの冷たい視線。。

ただただ、英語の得意な同行者に助けを求めるしかありませんでした。笑
(たぶん Do you have electronic devices? 的な超カンタンなこと聞いてたっぽい)

ショックと同時に、自分って英語できなかったのか!!と認識した瞬間でした。
その後もほとんど7割ぐらい現地の人が何言ってるかわからなかったし、基本人の後ろについてまわる感じでした。

それも申し訳なかったし、なにより、私はその旅で 自分の生命力のなさ を強く感じて、私は日本でしか生きられないのか。このままじゃまずいなあ、、と感じたのでした。
(旅行自体は楽しかったですよ!一緒にいった人はとても大らかで、私がほぼなにもしていないことに対しても全然OKと言ってくれました)

それが自主的に英語学習をしよう!と思ったきっかけです。

帰国後は、英語ちゃんと勉強する!!と息まいて、いろんな人に話を聞いたりしました。
「海外行った直後はそうなるよね〜熱が冷める前にいろいろしといたほうがいいよ〜」 などと周りに言われたりもしましたが、そこから約1年間、細く長くしっかり勉強を継続していることは、我ながらそこそこ誇れることなんじゃないかなぁと思っています。

TOEICを受けようと思うまで

とりあえず英語を勉強しよう!と思って、まずいろいろ調べてみました。
やはり継続が大事。ということで、はじめの目標は 1日1回、10秒でもいいから、英語にふれる でした。

私はコストの低いことから試して、それが当たれば大儲け〜って思考で物事をすすめるので、はじめは7ヶ月ほど、楽しんでできることを中心にやっていました。

  • 英語字幕でドラマやアニメを観る
    NetflixとLanguage Learning with Netflixを活用
  • 無料のディクテーションアプリ「ディクトレ
  • オンライン英会話
  • アプリでLanguage Exchange (メッセージがめんどうになってすぐやめた)
  • 英語でその日の学習記録

学習記録はこちらです。(アーカイブから古いものを見てください)
https://learn-ww.tumblr.com/

いくつか問題も発生したので、その度に軌道修正していきました。

問題その1. リスニングができないので、英会話が成り立たなさすぎる

オンライン英会話をやっていましたが、とくにフリートークなどになると先生がなにを言っているのかわからず、先生困ってるな〜気まずい……と感じてしまって、モチベーションが上がらない時期がありました。

教材をただ読むオンライン英会話を受けてても意味ないな……と思ったので、いったんオンライン英会話をやめて Duo 3.0 に切り替え、リスニングと語彙力の強化をするようにしていました。

問題その2. 一般的にいわれている「英語ドラマでの学習」は中級者以上向けで、難しすぎる

はじめ王道のFullhouseを観ていました。があれ結構難しいですよね。
まじめにやると時間がかかるし、わからなくてもよいと割り切って観ると、それはそれでほとんど意味がないように感じて。。

次第にあまり楽しめなくなってきてしまい、pepper pigとか子供向けのアニメに切り替えました。
これなら理解できるし、子供向けなのでなんだか和むストーリーで癒やされます。笑

問題その3. 自分がやっていることの効果が見えない

これがTOEICに興味を持った一番の原因でした。
英語学習、やっていると辛くなってくるのが、
「英語力伸びてるんだっけ?」「なにか成長できているのかな?」
よくわからず、実感が沸かないところ。。

「なんか前より聞けるようになった」「あ、この単語知ってる」というなんとなーくの実感はもちろんあります。

ただ、そういうのは地道な積み重ねです。
そのひとつひとつが、本来の目的である
「英語を耳で理解する」「英語でコミュニケーションがとれる」 ことにどのぐらい貢献できているか?考えたときに、とても途方がない感じがしてしまって。

そのとき、TOEIC受験が以下の理由で視野に入りました。

  • スコア(学習成果)が可視化でき、自身のモチベーションに繋げられること。
  • リスニングパートがあること、またいろいろな訛りのバリエーションがあること。
    オンライン英会話で訛りによって理解できる/できないの差が激しかったので、分析&克服したかったのです

そして、今いる会社の海外出張に行くための基準が TOEICスコア 500点 でした。
(これ、きっと他の会社からしたらめちゃくちゃ低い基準ですよね……!?
もはや入社基準でもおかしくない……)

一度海外出張のチャンスがあったのですが、英語力に自信がなく & スコアも500点なく機会を逃してしまったことがあり、もっかいためしに受けてみよう、ついでに海外出張基準もクリアできたらラッキー!
ぐらいな気持ちでTOEIC受験を決めました。

久しぶりのTOEIC受験

今まで大したことはやってないとはいえ、
英語学習0のころよりは少し時間を費やすようになったので、多少の変化を期待しつつ。

なにもTOEICの学習はせず、入社以来のTOEIC IPテスト受験をしました!
結果は……100点ほどアップしたのですが、500点に数点届かず。。

く、悔しい……。あと1問とれてればレベルの、ほんとにわずかだったんですよ!
次は絶対に500点取りたい……!

TOEIC学習の道へ

いったんTOEIC本番がおわり、ほんのちょっと休憩期間。

その間、友人と海外旅行に行く機会がありまして、以前より全然やりとりできるようになってる〜!! と感動。
(友人が「英語勉強してるんだよね?」と、諸々私に任せてくれたことも大きかったです)

また英語の勉強がんばろうー! と思いながら帰国。
で、やっぱり500点とりたいし、リスニングも強化したいし、
とりあえずTOEICの勉強本気でやろう! と決意しました。

会社の全額補助があったので、
思い切ってスタディサプリ パーソナルコーチプランを受講してみました!

時間の確保にはとても課題を感じていたので、なにかしらの義務感を持ってやれるといいかなぁと。

やったことはこんな感じ

1日1〜2時間なにかしら勉強

平日はどうしても時間確保が難しいので、1時間程度。
あとは土日で2~4時間勉強、という感じでした。
これが2ヶ月での100点アップに一番大切なことだったと思います。

スタディサプリの各教材 (単語、文法、模試)

一番スタディサプリの教材を使ってましたね。アプリでできるので楽ちんです。
関先生の講義、すごくわかりやすい〜!
世界一わかりやすい英文法の授業、買ってしまいました。

オリジナルの単語帳

はじめて見た単語や熟語などをここにメモっていってました。

金の熟語

スタディサプリの教材では、熟語があまりカバーされていなかったので、
金の熟語という本に目をつけました。

が、私は本は買ってないです笑 音声だけなら無料です。
abceedというアプリを使うのが超おすすめです!

TOEIC(R)テスト新形式精選模試 リスニング2

TOEIC(R)テスト新形式精選模試 リスニング2 をKindleで買いました。

もともとリスニングを伸ばしたかったので、これをプラスアルファでやっていました。
難易度の高い問題が集まっているそうです。

こちらもabceedというアプリを使うのが超おすすめです!
私はKindleで買ってしまいましたが、このアプリ内だけで
問題マーク → 採点 → 該当問題の解説閲覧 が完結するので、アプリ内で課金したほうがよかったかも。

この期間の学習記録も以下に残しています。
https://learn-ww.tumblr.com/

結果

まず、勉強中に受けた模試スコアの結果です。
模試のバリエーションが1~4まであるのですが、数字が小さくなるにつれ難しくなるそうです。

  • 1/19 模試4 525点 (L275 / R245)
  • 2/16 模試3 540点 (L295 / R245)
  • 2/23 模試2 675点 (L325 / R350)
  • 3/1 模試1 565点 (L290 / R275) ※難しいと感じ、後半やや投げやりになってしまいました。。
  • 3/8 模試4 750点 (L395 / R355) ※再試

という結果でした。

コーチにも本番直前、「模試4は再試とはいえ、この短期間でここまで伸びるのは珍しいです!」と褒めていただき(お世辞かもしれませんが)、本番700点代も狙えるかな!?という期待が少しありました。

そして本番。
1/17からTOEICの勉強をはじめて、3/12に本番のTOEIC IPテストを受験しました!
学習期間は2ヶ月です。

うちの会社がこちらで案内されている、オンライン方式を採用しており、
オンラインだとどんな感じなんだろう!?とドキドキしつつ。

(少し話が逸れてしまいますが) オンライン方式は、
より実力に近いTOEICスコアが出る という印象でした。

一番戸惑ったのが、 リスニングパートで問題の先読みができない という点です。
次の問題文を早めに読んでおけ……というのはよくTOEIC対策で言われていますが、
オンライン方式の場合、リスニングパートでは 音声が流れる前後少しの間+音声が流れている間のみ、該当の問題文と選択肢が表示 されます。

なので、「早めに解き終わったから、次の問題文を少し読んでおこう!」ということができないんですね。

少し驚きましたが、私は先読みというテクニックではなく、ちゃんと英語というものを勉強していたはず……!と信じていたので、落ち着いて解くことができました。

結果としては、700点には到達できず……でしたが、
入社時より235点アップ、平均をやや上回るスコアとなりました!

やればできる

というわけで、前半はゆるく7ヶ月で約100点アップ、
後半はきっちりTOEIC学習して2ヶ月で約100点アップ

という結果に落ち着きました。

今回の経験で、正しいひとつの教材をじっくり深めれば
時間をかけた分だけリターンがあるものがTOEIC、ということがわかりました。

本番では一度もPart7の最後まですっきり解ききったことがないので、(模試では時間配分うまくいっていたんですが……)
私自身もう少し伸びしろがあるな〜と感じています。

ただ、やっぱり「スコアはあるのに、話せない人」になるのは避けたいので、いったんはコミュニケーションの勉強に戻ろうと思っています。
また成果が見えなくて辛くなったら、TOEICに戻ってくるかもしれません。そのときは700点とりたいなあ。
(追記:その後、結局700点も達成しました!)

社会人になってからというもの、「点数が出るもの」「成果が目に見えるもの」というのは期ごとの昇給評価ぐらいで(笑)、自分の努力が可視化されるという機会はかなり少なくなっていました。

TOEIC学習は自分のやったことが肯定されるような機会になって、とても自分自身の自信にも繋がりました(*^^*)
TOEICの勉強されてるみなさんも、ぜひ頑張ってみてください!

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