Photoshopで不透明部分の選択ができなくなった話
私の愛用する「不透明部分の選択」
とても愛用しているPhotoshopの機能があります。
それは「不透明部分の選択」!
「Cmd (Winの場合Ctrl) + レイヤーのサムネイルクリック」で、レイヤー内の不透明部分を自動選択してくれます。
簡易的にマスクする場合、そのままちょいちょいっと選択範囲を移動してマスクするだけで済んだり、
「Shift + Cmd + C」でクリップボードにコピーし、パーツ単位ですぐさまSlackにペーストしたあと意見をもらったりと、
とっても愛用しています。
そんな愛する機能が、ある日突然使えなくなった
OSのアップデートか、Photoshopのアップデートか、をしたタイミングで、
突然不透明度の選択ができなくなりました。
めちゃくちゃ不便!と思いましたが代替はきくのと、
仕事用のツールが近頃 Sketch 9割、Photoshop 1割 ぐらいの
比率になってきていたので、だましだまし過ごしていました。
でもやっぱり使いづらい
しかし、やっぱり使いづらいものは使いづらい。調べてみても原因不明。
我慢しかねて、他のデザイナーさんに
「最近Photoshopで不透明部分選択できないですよね?実はどこからかできたりしますか?」と聞いてみたところ、
なんと先輩が「最新版で普通にできるよ」と教えてくださいました。
え、私のPhotoshopが最新版じゃないのかな!?と思い確認しても、問題なく最新版。
どうしてできないんだろう……?Cmdボタンが効いてないのか。。
と考えたところで、気になる点が浮上しました。
Cmdキーに入力切り替えを設定していたというところです。
USキーボードの私。とはいえ、Mac従来の入力切替はすごく苦手です。
(例えば、パスワード入力欄で、「ちゃんと英字になっているよね!?」と確認で英字ボタンを押し続けるような使い方をするので。。)
そこで「Karabiner」にお世話になっています。
こちらは左Cmdキーを英数字キー、右Cmdキーをかなキーとして扱える神ツール!!
が、もしかしてこれが悪さをしているのか?と思い設定をオフにしてみたところ
まさにビンゴで、KarabinerとPhotoshopの相性が悪いのかなということが理解できました。
対策
jsonファイルを直接いじったりなんなり苦戦したのですが、
結局のところ公式の設定ファイルがきちんとアップデートされていたので、
設定ファイルをアップデートしてあげるのがベストのようでした!
1. Karabinerの設定ファイルを確認する
まず、私と同じ方法で問題が解決するかどうかを確認するため、Karabinerの設定ファイルを確認してください。
Karabiner Elementsのアプリを開いて、「Complex modifications」を選択します。
すでに設定をオンにしている場合、以下のような感じで
「コマンドキーを単体で押したときに〜」がEnabled rulesに存在していると思います。
この「rev」のあとの数字はなにになっていますか?
数字が2以下、revがそもそもない、という方は今回ご紹介する方法でなおりそうです!
2. Karabinerの設定ファイルをアップデートする
こちらのページ(公式配布の設定ファイル一覧ページ)から、「For Japanese」を再度Importします。
ダイアログに従って「Karabiner Elements」のアプリを開き、インポート完了すると、
画面に「For Japanese (rev ●)」が2つ出ているはずです。
数字が大きいほうの「For Japanese」配下の
「コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する」の、「Enable」をクリックします。
(小さいほうのFor Japaneseは古いバージョンなので、削除してかまいません)
そうすると無事、Photoshopの不透明度選択ができるようになります!
これでPhotoshopライフが快適に!おためしあれ〜!
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