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アプリデザイナーのおしごと

C-Notes.

アプリデザイナーのおしごと

2020.11.11 (Wed) 0

私はよく他業界の人に自己紹介をするとき、「IT系のデザイナーをしています」と言います。(アプリデザイナーと言ってもいいんですが、副業を入れるとWebも結構やっているためこの表現を使っています)

すると「IT」という言葉が強く印象に残るのか、エンジニアと勘違いされたり、覚え間違えられたりすることが頻繁にあります。

IT系の「デザイナー」と「エンジニア」の違いってよくわからないでしょうし、実際その境界線もあいまいです。幅も広いし。
どちらかの領域に足を突っ込んでいる場合は、「それぞれのスキルレベルを自身がどう認識しているのか」「自分をどう印象づけていきたいのか」の問題だけだったり。

……というようなことをSNSで発信したら、友人から「正直IT系のデザイナーって何する人なの?アプリデザイナーにしても、アプリのボタンの色とか配置とか決めてるの?」と聞かれました。たしかに想像しづらいよなぁ。

というわけで、今回は自分が本業のアプリデザイナーとしてなにをしているか、を言える範囲で(機密情報保持的な意味で)、他業種の人にもなるべくわかる形でまとめてみようかなと思いました。

先にことわっておくと、「デザイナー」という言葉自体とても広義です。名詞に「デザイナー」ってつけたらだいたい成立してしまうような、あいまいなものです。
したがって会社や組織、ポジションによって、デザイナーの役割は全然違います。

なので、あくまで私が今の会社で今の担当サービスでアプリデザイナーとしてやっている仕事内容である、ということはご了承ください。

アプリで機能をリリースするまでの大まかな流れ

どこかでサラリーマンの業務内容は社内調整や承認がほとんど、という話を聞いたことがあります。
正直、私の仕事内容もこれに漏れません。笑
「デザイナー」というとどことなくクリエイティブな響きがありますが、論理性を求められる地道なお仕事です。

以下にアプリの機能をリリースするまでをまとめてみました!!

※途中登場する「例えば」はあくまで例なのでだいぶ端折っていますが、実際はもっとたくさんメリデメ列挙したり、フローの分岐を細かく書いたりします。

これらの手続きを経て、やっとリリース!です。軽めのもので1ヶ月程度、重めのものになると2,3年かかったりします。

4で「大変なときは20人ぐらいのレビューを通す」とさらっと書いていますが、これが「社内調整、承認」の部分で一番苦労するところです。。

※とはいえ、私はこの「社内調整、承認」というのを悪として見てはいません。社内でOKにならないデザインを世に出せるとは思わないからです。(そして今の組織メンバーの恩恵もあると思いますが、的外れな指摘はほとんどないです)

なにかしらの指摘が入る前提でものを作り、作り込みすぎない段階で早めに周囲に見せてブラッシュアップしています。結果としてそのほうが速く多角的に考慮されたものが出来上がるからです。

以上、私の本業のご紹介でした!今度から仕事について聞かれたらこの記事のURLを渡そう。笑

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